WHO:カンボジアに新型コロナ第2波を警告

WHO:カンボジアに新型コロナ第2波を警告
2020年05月06日 00時00分 公開
WHO:カンボジアに新型コロナ第2波を警告

<写真:Khmer Times>

 

世界保健機関(WHO)は4日、新型コロナウイルス感染の第1段階において、カンボジアの対応は良かったものの、第2波が起こる可能性が高いとして、注意を呼びかけた。

WHOのカンボジア事務局長のLi Ailan氏は、プノンペンで行われた記者会見で「カンボジアを含め、世界的に新型コロナウイルスが終息するのはまだ先のことだ。」と話し、新型コロナウイルスのパンデミックは引き続き『国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態』に当たると話した。

 

 

また、Li氏はカンボジアで確認された感染者は122人について、感染防止のため素晴らしい対応をしたと話した。

一方で、全世界では330万人以上が感染し、23万8000人の死者が出ており、カンボジアはその国際コミュニティの一員であることを認識しなければならないとした。

Li氏は、WHOは引き続き特に保健省などの政府当局にパンデミックに対応するための技術的なアドバイスや支援を行い、パートナーと協力することを約束していると述べた。

 

保健省のMam Bun Heng大臣は、新型コロナウイルスの第2波がカンボジアに輸入された症例から発生することに懸念を示しており、感染予防のため当局に空港や国境のチェックポイントの入国に関して厳格に管理するよう要請したという。

Mam Bun Heng大臣は、もし人々が集会を開いたり、政府の指示に従わない場合は悲惨なことになると警戒感を示し、国民に社会的および身体的距離をとること、大人数での集会を開催しないこと、良好な衛生状態を保つことなど、政府が講じている措置に従うよう呼びかけている。

 

 

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