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<写真:Khmer Times>
カンボジアの観光都市であるバッタンバンが、「禁煙観光都市」として正式に認定された。
観光省のフオット・ハク大臣は、バッタンバン州で行われた式典でこの認定を発表した。
この「禁煙観光都市」認定は、観光地の環境改善を目指し、禁煙対策を効果的に導入した都市や地域に付与される称号であり、アジア太平洋禁煙都市ネットワーク(SCAN)、東南アジアたばこ対策協力組織(SEATCA)、世界保健機関(WHO)からも承認されている。
バッタンバン州知事のソク・ルー氏は、禁煙都市としての認定により、多くの公共施設で喫煙が制限されると述べた。
同氏によると、飲食店や職場などの場所で喫煙禁止措置が講じられており、観光省とWHOがこれを評価して認定に至ったという。
禁煙観光都市としての認定は、バッタンバンへの観光客誘致にも寄与すると期待されている。
さらにルー氏は、今回の認定は州行政、都市行政、地元ビジネス関係者などの協力による成果であり、州全体を禁煙地域にすることも将来的な目標として掲げていると述べた。
同氏は「バッタンバン州全域の禁煙化を目指すにはさらなる時間と努力が必要である」と語り、禁煙観光地としての州全体の推進に意欲を示した。
WHOの報告によると、カンボジアにおけるたばこの使用は年間1万5000人以上の死因となっている。
バッタンバン州はこれまでも、数々の国際的評価を受けてきた。
今回の禁煙観光都市認定は、同市の環境改善に向けた取り組みがさらに評価されたものである。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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