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<写真:khmertimeskh.com>
タイ国防省は11日、カンボジアとの国境地帯で発生している軍事衝突により、これまでにタイ兵9人が死亡、120人以上が負傷したと発表した。
戦闘はウボンラチャターニー県およびシーサケート県にまで拡大しており、複数の地点でカンボジア軍による攻撃が確認されている。
戦闘の激化により、約20万人の民間人が避難を強いられており、タイ当局は国内各地に849カ所の難民キャンプを設置した。
これまでに3人の避難民が死亡したとの報告もあり、被害は市民生活にも深刻な影響を及ぼしている。
加えて、戦闘地域周辺にある約200の医療機関が被害を受け、地域の医療体制にも大きな支障が出ている。
今回の衝突は、2025年12月初旬に再燃したカンボジア・タイ国境紛争の一環であり、両軍による重火器および空爆の使用が相次いで報告されている。
現在、両国政府は国境検問所の再開に向けた協議を行っているものの、停戦には至っていない。
国際社会は緊張の早期緩和を求めており、各国や国際機関からは、民間人の安全確保を最優先とするよう両国政府に対して強い要請が寄せられている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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