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<写真:Khmer Times>
プノンペンで開催される水祭りに向け、政府は11万個以上のコンドームを用意し、HIVおよびエイズ予防活動を強化している。
水祭りは14日から16日までの3日間にわたり実施され、数千人のボートレース参加者や観客が集まる見込みである。
国立エイズ・皮膚科・性感染症センター(NCHADS)のウク・ヴィチア所長によると、同センターが主導する予防活動は、コンドーム配布とHIV/エイズ教育の推進が柱である。
また、対象はボート競技参加者にとどまらず、一般市民を含む幅広い層を視野に入れていることを強調した。
HIVおよびエイズは依然として重大な公衆衛生上の課題であるため、このような取り組みが必要不可欠であるとした。
同キャンペーンは保健省およびNCHADS、エイズ予防に取り組むパートナー団体と連携して、13日から16日にかけてチョロイチャンヴァー・サテライトシティ(OCIC)で展開される。
活動内容には教育用ブースの設置、横断幕やプロモーション画像を用いた啓発パレードが含まれる。
コンドームの他には潤滑剤4000パック、HIVおよびエイズ教育用リーフレット4万5500部、PrEP・PEP接種カードセット100セット、啓発用Tシャツ800枚が配布される。
さらに、HIVや性感染症の検査、カウンセリング、治療の提供に加え、一般市民を対象とした質疑応答セッションも行われる。
水祭りはカンボジアの文化的伝統を祝う一大イベントであるが、同時に公衆衛生の課題への対応を強化する場としても位置付けられている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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