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<写真:Khmer Times>
プノンペン裁判所は中国人男性とカンボジア人妻を、実業家を監禁し、被害者家族に5万ドルの身代金を要求したとして起訴および収監した。
逮捕されたのは中国人のグー・グオジュン容疑者(44)と妻のホルム・チャントウ容疑者(33)である。
グー容疑者には悪質な状況下での不法監禁および武器の無許可所持の罪が問われており、妻のチャントウ容疑者は共犯として起訴された。
両容疑者には、有罪となればそれぞれ15年から30年の懲役刑が科される可能性がある。
プノンペン刑事捜査部の副部長であるヘン・ブンナ中佐によれば、事件は11月19日午後11時、ダウンペン区プサートメイIII地区にあるホテルで発生した。
被害者は中国人のルー・ウェイ氏で、ホテルから5人の中国人グループによって拉致されたという。
容疑者グループはウェイ氏をホテル前に駐車していた車のトランクに押し込み、プノンペン郊外へと連行した。
その翌日、容疑者らは被害者の家族に電話をかけ、身代金として5万ドルを要求するとともに、警察へ通報をすれば被害者を殺害すると脅迫した。
家族は容疑者を信用せず、内務省刑事部の警察に助けを求めるとともに、地元警察とも協力して犯人逮捕に動いた。
11月22日午前0時30分頃、捜査当局はカンボール区プルンチェスロテス地区にある容疑者夫婦の賃貸住宅を急襲し、グー容疑者とチャントウ容疑者を逮捕するとともに、監禁されていたウェイ氏を無事救出した。
警察は家宅捜索で拳銃3丁、警察の制服、その他関連物品を押収しており、現在も逃走中の5人の中国人容疑者の行方を追っている。
関係者によれば、事件は地域社会に大きな衝撃を与えており、警察は国際的な協力も視野に入れ、逃亡中の容疑者逮捕に全力を挙げているという。
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