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<写真:Khmer Times>
中国共産党中央委員会総書記であり中国国家主席の習近平氏は5日、北京市でカンボジア人民党(CPP)議長で上院議長のフン・セン氏と会談を行った。
習氏は両国間の「鉄壁の友情」をさらに強固にするための相互支持を呼びかけた。
習氏は中国がカンボジアを近隣外交における最優先事項の1つと位置付けており、新時代における高品質で高水準な中国・カンボジア共同体の構築を目指す考えを表明した。
また、両国が交流と相互学習を深め、共通の発展を追求するべきであると強調した。
中国共産党(CPC)はカンボジア人民党との戦略的コミュニケーションを強化し、幹部育成における協力を深め、カンボジアがその国情に適した発展の道を探る支援を行う用意があると述べた。
両国間の協力については、双方が新たな進展を目指して「ダイヤモンド・ヘキサゴン」協力枠組みをさらに充実させるとともに、重要な協力プロジェクトの着実な実施を推進する意向を示した。
習氏は国際社会が不安定性や変化、さまざまな課題に直面している中、中国はカンボジアが国際・地域問題でより大きな役割を果たすことを支持すると述べた。
また、東南アジア諸国連合(ASEAN)が戦略的自立を堅持することを支持し、地域に冷戦思考を持ち込む外部勢力に反対する立場を再確認した。
一方、フン・セン氏は長年にわたりカンボジアの政治、経済、社会発展において中国からの支援が極めて重要であったと感謝の意を表明した。
フン・セン氏は中国を「最も信頼できる友人」と称え、中国との友情はCPP内のコンセンサスであり、カンボジアの世代交代による政権移行があっても変わることはないと述べた。
また、カンボジアが中国との党間交流を包括的に強化し、政治的相互信頼を深め、青年や文化交流を推進するとともに、国際・地域問題における協力を強化する意向を示した。
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