おすすめのプロモーション
<写真:Khmer Times>
中国はカンボジアの高速インターネット網拡大を支援している。2025年までに都市部での100%、農村部での70%のインターネット網普及を目指し、両国の協力が進展している。
中国・カンボジアデジタル経済協力フォーラムと中国・カンボジアデジタル経済専門協会の発足式において、中国のカンボジア駐在大使である王文彬氏はデジタル経済の重要性を強調した。
王大使は「現在、技術革新と産業変革の新たな局面が深化しており、デジタル経済は世界経済の新たな成長点となっている。デジタル社会への転換は避けられない潮流である」と述べた。
フン・マネット首相の下で、カンボジア政府は「五角戦略」の中核としてデジタル経済の発展を重視しており、デジタル化された社会の構築を目指している。
王大使はこの変革が「カンボジア国民の日常生活を大いに向上させた」と述べ、デジタル人材の育成やデジタル技術大学の設立を奨励することで、技術者育成とテクノロジー応用の促進を図っている。
さらに、王大使は「中国とカンボジアのデジタル経済協力が順調に拡大していることを喜ばしく思う。中国はカンボジアの移動通信網の構築に参加し、同国のネットワーク普及率の向上に寄与している。これにより2025年までに都市部で100%、農村部で70%の高速インターネット網の実現を目指している」と語った。
中国の企業はAI(人工知能)、クラウドコンピューティング、モバイル決済などの新興技術を活用し、カンボジアのデジタルインフラを強化することで、同国のデジタル変革を後押ししている。
中国・カンボジアデジタル経済専門協会の設立は、デジタル経済における二国間協力を強化する重要な一歩である。
王大使は新たに設立された協会に対し、3つの重要な期待を述べた。第1はカンボジアにおける新たな機会と市場を探索し、両国のデジタル経済分野での交流と協力を深めることで、第2は協会の内部管理を強化し、会員企業に質の高いサービスを提供して競争力を高めることである。
第3は会員企業がカンボジアでの定着を支援し、社会的責任を果たすことで中国とカンボジアのデジタル経済パートナーシップの成長に寄与することである。
この協力はカンボジアのデジタル変革を加速させ、両国の経済・貿易関係のさらなる発展に寄与すると期待されている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。