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<写真:Khmer Times>
カンボジア内務省は不法入国やオーバーステイを監視・取り締まる取り組みを強化した。
内務省入国管理局のケム・サリン副局長は9日、市、省、郡、コミューンなどあらゆるレベルの当局に対し、検査を強化することで、不法滞在やビザの有効期限を超過した外国人を特定するように促した。
また、サリン副局長は法律違反者に罰金といった罰則を科すなど、法を遵守した行動をとることの重要性を強調している。
地方当局に対しては、外国人が居住する地域の対象リストを作成し、パスポート、ビザ、一時滞在許可証、労働許可証、カンボジアに滞在する外国人システム(FPCS)への登録について組織的な検査を実施するように指示した。
不動産所有者は外国人入居者の報告責任があり、違反した場合には罰則が適用される。
最初の取り組みはカンボジアとタイの国境に近いプルサットが優先され、全国の地方に拡大する前にプノンペンに焦点が当てられる。
内務省は出入国管理法と労働法の執行を強化するためのイニシアチブを開始しており、これには地方当局が出入国記録を更新し、法的要件の遵守を確保するのを支援するための資源と人員の提供が含まれる。
内務省のキエス・チャンタリス長官は、コミューンレベルでの安全・治安強化政策の実施における地方当局の支援と協力を賞賛している。
また、同省の5ヵ年戦略の概要について説明し、公共サービスの向上、透明性の向上、全国のコミュニティーの社会的福祉の向上に重点を置いていると述べた。
3月に出された別の指令で、内務省はコミューン職員に対して、外国人がカンボジア国籍を不正に取得するのを防ぐため、正確な住民登録を確保するように指示していた。
当局は補助書類を徹底的に確認し、疑わしい場合には面接を行うように促された。
内務省はカンボジアの身分証明書を不法に所持している外国人を発見した場合、直ちに没収しなければならないことを再度強調している。
このようなケースは更なる調査と解決のため、身分証明総局に報告される。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。