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<写真:Khmer Times>
1月5日、駐日カンボジア大使館は「1月7日勝利の日」46周年を記念する式典を東京で開催した。
1月7日はカンボジアがポル・ポト政権の支配から解放された歴史的な日である。式典にはトゥイ・リィ駐日大使をはじめ、在日カンボジア人コミュニティのメンバーや留学生、技能実習生、専門職労働者など約100人が参加した。
トゥイ大使の冒頭挨拶によると、1979年1月7日は「カンボジア国民にとって第2の誕生日」であり、この日が虐殺的な支配を終わらせ、国の再建と未来への第一歩を記した重要な日である。
また、フン・セン前首相が進めた「ウィン・ウィン政策」に触れ、この政策が1998年に内戦を終結させ、カンボジアに平和と安定、統一をもたらした功績を称賛した。
式典ではポル・ポト時代から現在の発展に至るまでのカンボジアの歩みを映像で振り返り、社会、経済、文化面での顕著な進歩が示された。
トゥイ大使はまた、フン・マネット首相の指導下でカンボジアが持続的な平和、政治的安定、そして急速な経済成長を実現していることに言及し、国際舞台での存在感が高まっていることを強調した。
さらに、12月31日に開催された「カンボジアを祝う」フェスティバルの成功を引き合いに出し、これがカンボジアの活力や回復力を示す良い機会となったと評価している。
式典の最後にはトゥイ大使が在日カンボジア人に対し、カンボジアの文化や伝統、国の成果を国際社会に広く発信する重要性を訴え、国の前向きなイメージが観光客誘致や国際的な関心の向上につながるとの期待を示した。
今回の式典は困難な過去を乗り越え、未来へと歩み続けるカンボジアの姿勢を象徴する重要なイベントとなった。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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