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<写真:Khmer Times>
カンボジア教育・青年・スポーツ省は在カンボジア日本国大使館と連携し、2025年度「教員研修留学生プログラム」の参加者募集を開始した。
このプログラムは日本の文部科学省の支援を受けて実施され、カンボジアの教育者が指導力や教育専門性を向上させることを目的としている。
プログラムは2025年9月または10月に開始される予定で、選考された参加者には生活費、健康保険、宿泊費、カンボジア〜日本間の往復航空券を含む奨学金が支給される。
日本滞在中は教育行政や学校運営、授業方法、カリキュラム開発、評価手法など、教育分野の専門的研修を受けるほか、数学、物理、化学、体育といった科目の研究も行える。
さらに、授業見学や教育研究施設訪問などの実践的な活動も用意されている。
応募資格にはカンボジア国籍、教員養成機関の卒業、2025年10月1日時点で5年以上の教職経験、年齢が35歳未満といった条件が課されている。
また、中級以上の英語能力と日本語学習への意欲が必要で、健康状態が良好であることも条件となっている。
申請書類は在カンボジア日本国大使館の公式ウェブサイトからダウンロード可能なほか、発表内に記載されたQRコードを利用してクメール語版も入手可能である。
必要書類を教員養成機関の成績証明書と共に、プノンペンの国際協力・ASEAN局に提出する必要があり、締切は2025年1月17日午後4時となっている。
選考試験は2025年2月17日に在カンボジア日本国大使館で実施され、応募者は英語または日本語による筆記試験を受験することが求められる。
日本はこれまで、カンボジアにおける学校建設や教員・行政職員の能力強化を支援しており、教育分野の発展に注力してきた。
特に、経済成長と持続可能性の基盤となる数学や科学教育の強化が重視されている。
この研修プログラムは、カンボジアの次世代教育リーダーを育成する貴重な機会であり、多くの教員にとってキャリア向上と専門性の発展につながるものと期待されている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。