おすすめのプロモーション
<写真:Khmer Times>
プノンペンで第10回日本映画祭が盛大に開幕し、会場となったイオンモール1内のメジャーシネプレックスでは、日本映画を通じた文化交流の促進と日カンボジア間の関係強化を目的とした催しが行われた。
開会式は9日、在カンボジア日本国大使館の植野大使とカンボジア文化芸術省のエク・ブンタ次官が主催した。
同式典ではネットワーキングレセプション、クメール伝統舞踊の披露、開会の辞、協賛企業への感謝状の授与、アカデミー賞視覚効果賞を受賞した映画『ゴジラ-1.0』の上映が行われた。
植野大使は挨拶で、2015年に開始された日本映画祭が2024年はバッタンバン、カンポット、シェムリアップでも開催され、プノンペンでは10周年を迎えると述べた。
また「さまざまなジャンルの映画を通じて、カンボジアの皆さまに日本の社会や文化の多様性を体感していただき、日本にさらに関心を持っていただければと願っています」と語った。
さらに『ゴジラ-1.0』については「動画配信サービスが普及する中、大画面の映画館で鑑賞することは、映画製作者が生み出した世界に没入可能な特別な体験である」として、映画館での鑑賞の魅力を強調した。
エク・ブンタ次官は、カンボジアにおける日本映画祭が若者を中心に年々人気を高めているとして、日本映画が道徳、倫理、忍耐、そして人生の意義といった教育的メッセージを伝えている点を評価した。
また「映画祭がカンボジアと日本の相互理解と友好をさらに深めるきっかけとなることを期待している」と述べた。
日本映画祭は10年間で約130本の映画を上映し、延べ5万人以上の来場者を迎えている。
日本映画祭は今後も文化交流の架け橋としての役割を果たし、両国の関係をさらに深めていくことが期待される。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。