ロールス・ロイスが多重衝突事故、プノンペンで1人重傷

＜写真：Khmer Times＞

7日午後2時、カンボジアの首都プノンペンにおいて、外国人運転の高級車ロールス・ロイスが多重衝突事故を引き起こし、1人が重傷を負う事件が発生した。

事故はダウンペン区スラチョック地区の19番通りと106番通りの交差点で発生した。

現地の目撃者によれば、ナンバープレートのないロールス・ロイスは、中国国籍の運転手によって106番通りを東から西へと高速で走行していたという。

交差点に進入した際、同車は南北方向に走行していたトラックに衝突し、衝撃によりトラックは3〜4回転倒した。

その後、ロールス・ロイスは制御を失い、そのままバイクと停車中の車両に追突していった。

バイクを運転していた男性が重傷を負い、現場から緊急搬送された。

事故を引き起こしたロールス・ロイスの運転手は、直ちにサチャック警察署に連行され、事情聴取を受けた。

一方、現場に到着した交通警察は、事故に関与した車両とバイクの損傷を確認し、一時的に保管した。

運転手は警察の調査に対し、被害者の医療費および物的損害に対する補償を行う意向を表明しているという。

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