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<写真:Khmer Times>
7日にバンコクで発生したカンボジア人政治家射殺事件をめぐり、タイ当局は元タイ海軍兵士のエカラック容疑者を主要容疑者として特定した。
バンコク刑事裁判所は同容疑者に対し、計画的殺人、違法な銃器所持、公衆の場での発砲の容疑で逮捕状を発行した。
この事件はバンコクの繁華街で発生したもので、被害者はカンボジアの元国会議員であるリム・キムヤ氏(74)であった。
同氏はカンボジア国籍とフランス国籍を持つ人物で、カンボジア救国党(CNRP)に所属していた。
発砲により右脇腹と肩を負傷したリム氏は、現場での応急処置と心肺蘇生が試みられたが、その場で死亡が確認された。
警察によれば、リム氏はフランス人の妻と共にカンボジアのシェムリアップからバスでバンコクに到着した直後に襲撃を受けた。
赤いホンダ・ウェーブ100型のバイクに乗った男性がリム氏に接近し、発砲後に逃走した。
事件当時の防犯カメラ映像には容疑者が短袖の灰色シャツとジーンズを着用し、ヘルメットを被った姿が記録されている。
容疑者は7日午後5時26分に現場に到着し、ヘルメットを外して数分間バイクに留まった後、午後5時39分に道路を横断して発砲に至った様子が映っているという。
リム・キムヤ氏はカンボジア救国党(CNRP)の元議員であり、同党は2017年にカンボジア最高裁によって解散命令を受けた。
リム氏は政党解散後もカンボジアの政治情勢において重要な人物として知られていた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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