カンボジア経済、24年は6％成長の見込み

＜写真：Khmer Times＞

カンボジアのアウン・ポンモニロット副首相兼経済財務大臣は、2024年のカンボジア経済成長率が6％に達すると予測した。

輸出志向型セクターと縫製業の継続的な成長が主要な支えとなる見通しである。

同氏は最近プノンペンで開催されたフォーラムで発言し、「持続可能な平和、社会秩序、安全と治安、政治的安定が強固な基盤となり、カンボジアは一貫して高成長を維持してきた。

この結果、顕著な経済発展が実現し、貧困削減が進み、2015年には低中所得国の地位を獲得した」と述べた。

さらに、2024年と2025年の経済成長率はそれぞれ6％、6.3％と見込まれており、特に輸出志向型セクター、特に縫製業が引き続き成長を牽引するとした。

また、観光を中心とした宿泊業や関連セクターも上昇傾向を維持し、パンデミック前の水準に近づくことが期待されている。

非縫製産業分野においても、自動車組立、食品・飲料製造などの分野が引き続き堅調な成長を維持し、新たに台頭する生産産業が経済に貢献すると見られる。

インフレ率は2024年に2.7％、2025年に2.5％と安定した水準が予想されている。

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