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<写真:Khmer Times>
プノンペン市トゥールコーク地区では、交通渋滞の原因となっている路上営業の屋台業者や商品積み下ろしを行う車両に対し、当局が規制を強化している。
トゥールコーク地区統一指揮本部は、公共道路を占拠する行為が交通の混雑を引き起こしているとして、行政措置を実施した。
1月8日午後、チェア・ピセイ知事は、副知事スップ・ソファン氏に指示を出し、統一指揮本部の部隊を率いて公共の秩序、衛生、環境の整備を進めるように命じた。
特に、歩道を占拠して果物を販売する業者や、道路上で商品の積み下ろしを行う車両を取り締まるための具体的な対応が求められた。
スップ副知事は統一指揮本部の部隊を率いて、ネアク・メアス市場付近を中心とした道路231号線からモニレット通り(217号線)にかけてのエリアで措置を実施した。
特に、公共道路を利用した商品積み下ろしや、道路234号線での野菜や果物の販売行為を取り締まり、交通渋滞を解消することに重点を置いた。
また、道路上の秩序を保つため、環境整備の一環として殺虫剤の散布も行われた。今後も当局は公共道路上での違法な販売行為に対し、厳格な行政措置を継続する方針である。
トゥールコーク地区統一指揮本部は以前、道路230号線の業者に対して夜間営業を一時的に許可し、午前6時までに衛生環境を整備することを条件としていた。
しかし、多くの業者がこの指示を守らず、昼夜を問わず営業を続けることで、道路をほぼ完全に占拠する状況に発展した。
このような違反行為が公共の秩序と交通環境に悪影響を及ぼしているため、トゥールコーク地区当局は規制をさらに厳格化する方針を示している。
今後も交通渋滞の改善および公共秩序の確保を目指し、違反業者への対応を強化していく構えである。
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