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<写真:Khmer Times>
カンボジア・モンドルキリ州ケオセイマ郡で、野生の象に襲われて男性が死亡する事故が発生した。
事件は13日午前7時頃、同郡スレプレア村プーチャ地域オチャ地点で起きたものである。
犠牲となったのはスレプレア村在住のプノン・コン氏(年齢不詳)で、少数民族ブノンの出身であった。
当日、コン氏は一人で森に入り、野生の鶏を捕まえるために罠を仕掛けていた。
しかし、翌14日の朝になっても帰宅しなかったため、家族が捜索に出たところ、現場で遺体を発見した。
遺体は村の警備員を通じて警察に報告され、スレプレア警察署および警備員による現場調査が行われた。
検視の結果、遺体には象の足跡が顔や足、腹部に残っており、象に踏まれたことによる死亡と断定された。なお、殺人事件である可能性は否定された。
今回の事件を受け、ケオセイマ郡のヘン・オウン郡長は住民に対し、森に入る際には野生の象による危険に十分注意するように警告を発した。
同郡では2024年にも女性が野生の象に襲われて死亡する事故が発生しており、人と象の接触による被害が続いている。
モンドルキリ州はカンボジア国内でも自然環境が豊かな地域として知られ、野生動物との接触が頻繁に起こる。
そのため地域社会では人と動物の共存に向けた安全対策の強化が求められている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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