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<写真:Khmer Times>
17日午前10時30分頃、カンボジアの首都プノンペンにあるホテルにおいて、韓国人男性がカンボジア人女性を窒息死させた疑いで逮捕された。
事件現場はプノンペン市ボンケンコン区ボンケンコン1のストリート282に位置する「ホームシックホテル」であった。
逮捕されたのはカンダル州タクマオ市プレックホーに居住する43歳の韓国人実業家イ・テシク容疑者である。
一方、被害者はプノンペン市プレックプノウ区に住む24歳のオンライン商品販売業者キム・ピッチダリスさんと特定された。
ボンケンコン区警察副署長メン・ピセス中佐によると、ホテルの防犯カメラ映像には17日午前3時頃に容疑者と被害者がホテルの2階の部屋に一緒にチェックインする様子が記録されていた。
その後、午前11時頃に容疑者が単独で部屋を出てホテルを去る姿が確認された。
同日午前11時30分頃、清掃員が次の宿泊客の準備のため部屋に入室した際、ベッドの下で被害者の遺体を発見した。
清掃員はホテルの管理者に通報し、管理者が直ちに警察へ連絡した。
警察の現場検証によれば、被害者は枕を用いて窒息死させられたと判断された。
また、部屋内からは使用済みのコンドーム2個が発見されている。
事件発生後、プノンペン市警察と内務省刑事局が共同捜査を行い、同日夜に容疑者をタクマオ市プレックホー・コミューン内で逮捕した。
その後、容疑者はボンケンコン区警察署に移送され、取り調べを受けている。
ピセス中佐は「容疑者は殺人容疑で拘束されており、裁判所に送致する準備が進められている」と述べた。
一方で、被害者の遺体は遺族に引き渡され、現在プレックプノウ区内で葬儀が執り行われているという。
警察は引き続き事件のさらなる詳細を調査中であり、犯行の動機や事件に至る経緯についても明らかにしていく予定である。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。