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<写真:Khmer Times>
タイで刺青を入れた男性の殺害容疑で指名手配されていた4人の台湾ギャングと、一緒に旅行していたと目撃されたタイ人女性がカンボジアで逮捕された。
台湾ギャングのメンバーは、スワンナプーム空港近くの廃棄された食品販売スタンドで発見された、多数の刺青を入れた台湾人男性の殺害事件の主犯格とされている。
被害者であるシー・モウ・チャンさん(44)は、頭部を複数回撃たれて死亡していた。
副国家警察長官のポル・ジェン・タナ・チュウォン氏は、カンボジア当局が犯行現場から発見場所までチャンさんの遺体を運搬したとされる車両の所有者であるピヤヌット・タンマラット容疑者(23)を拘留したことを明らかにした。
現在はピヤヌット容疑者をタイに連れ戻し、起訴する手配が進められており、同容疑者は事件解明の重要な鍵になると見られている。
チャンさんはバンコクの家屋で頭部を複数回撃たれ、遺体は25日に空港近くに捨てられた。
チャンさんは強盗と銃の不法所持で逮捕を避けるために台湾から逃亡し、他の犯罪の容疑もあったとされており、25日2時頃にバイクで家屋に到着していた。
警察の捜査官によると、台湾ギャングの容疑者たちは同時刻にタイへ到着し、直後に被害者を殺害したとされている。
容疑者たちは同日5時頃にタイを離れ、アランヤプラテート国境検問所を通ってカンボジアに入国しており、ピヤヌット容疑者も一緒に行動していた。
チュウォン氏によると、殺害の動機は違法活動に関連している可能性があり、ピヤヌット容疑者の尋問で詳細が明らかになる可能性が高い。
他の容疑者3人は依然としてカンボジアに潜伏している可能性が高いが、4人目は台湾に向かったと報告されている。
また、警察は25日にサケオ県で容疑者5人を国境まで搬送したバンの運転手を拘留したが、運転手は事件への関与を否定している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。