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<写真:khmertimeskh.com>
カンボジアのユネスコ世界遺産であるアンコール・ワットが、婚約の舞台として世界中のカップルから注目を集めている。
荘厳な建築と日の出を背景にした情緒あふれる光景がSNSを通じて拡散されており、ロマンチックな旅行先としての人気が高まっている状況である。
旅行予約サイト「ブッキング・ドットコム」の統計によれば、昨年第4四半期におけるシェムリアップでの宿泊予約の約7割がカップルによるものであり、同地がアジア有数のハネムーンおよび恋愛旅行先としての地位を築きつつあることが明らかとなった。
カンボジア観光庁は、アンコール・ワットの魅力について「歴史的・文化的価値に加え、映画『花様年華』の終盤で象徴的に描かれるなど、世界的なロマンの象徴として認知されつつある」と評価している。
また、周辺に位置するアンコール・トムやタ・プロームといった遺跡群も、結婚の前撮りスポットとしての利用が拡大している。
こうした動きに対し、シンガポールの観光コンサルタントであるビビアン・ゴー氏は「シェムリアップは将来的にサントリーニ島、パリ、ヴェネツィア、バリ島と並ぶ婚礼旅行の名所となる可能性がある」と指摘している。
観光戦略の新たな柱として、カンボジアは国際的な婚礼市場への本格的な参入を進めつつある。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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