おすすめのプロモーション

<写真:Khmer Times>
カンボジア北西部シェムリアップ州に位置する世界遺産・アンコール遺跡群では、2025年上半期における入場券収入が2630万ドルに達し、前年同期比で8%の増加となった。
国営アンコール・エンタープライズの報告書により明らかとなった。
同期間中に遺跡群を訪れた外国人観光客の数は56万7673人であり、こちらも前年同期比8.7%の増加を記録した。
アンコール遺跡群は、9世紀から13世紀にかけて建設された91の古代寺院を含む、総面積401k㎡の広大な史跡群であり、同国最大の観光資源とされている。
王立プノンペン大学の講師であるトン・メンデイヴィット氏は「カンボジア・中国観光年2025」の効果により、今後さらに多くの中国人観光客の来訪が見込まれると分析している。
特に、両国間の観光協力の強化、広報活動の活発化、直行便の増加および団体旅行商品の充実などが、観光客数の増加を後押しする要因になると指摘した。
アンコール遺跡群の入場収入と来訪者数の回復傾向は、カンボジア観光業の復興を象徴する動きとして注目されており、地域経済への波及効果にも期待が高まっている。
[© poste-kh.com 2016-2025 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。