カンボジアの国際観光客数が減少、観光収入は37億ドルに増加

カンボジアの国際観光客数が減少、観光収入は37億ドルに増加
2026年01月28日(水)00時00分 公開
カンボジアの国際観光客数が減少、観光収入は37億ドルに増加

<写真:khmertimeskh.com>

 

カンボジア国立銀行(NBC)が発表した年次報告書によれば、2025年の観光収入は前年比3%増の37億ドルに達し、観光は依然として同国経済を支える主要産業の1つであることが明らかとなった。

 

観光地の多様化や国際直行便の増加が回復を下支えしている。

 

一方で、国際観光客数は560万人にとどまり、前年の670万人から16.9%の減少を記録した。

 

国別の訪問者数では、ベトナムからの観光客が全体の21.9%を占めて最多となり、次いで中国の21.6%、タイの18.4%が続いた。

 

世界遺産であるアンコール遺跡群の入場料収入も4470万ドルとなり、前年比6.5%減少した。

 

訪問手段別では、航空便による入国者が前年比19.2%増となり、全体の51.3%を占めた。

 

一方で、陸路・水路を利用した入国者数は37%の大幅減となった。国内観光については堅調に推移しており、観光客数は11.7%増の2520万人に達した。

 

カンボジアは現在、アンコール遺跡群、サンボー・プレイ・クックの寺院群、プレア・ヴィヒア寺院、コー・ケー遺跡群という4つの世界遺産を有し、シアヌークビルやカンポットなど南西部には約450kmに及ぶ海岸線を擁している。

 

こうした多様な観光資源が国内外の旅行者を惹きつける要因となっている。

 

2025年前半には観光回復の動きが見られたものの、後半にはタイとの国境衝突やオンライン詐欺事件の影響が顕在化し、観光業の成長率は前年の13.2%から5.1%へと鈍化した。

 

フオット・ハック観光相はこの困難な情勢に言及しつつも、観光産業の回復力を強調し、今後も全ての関係者が一丸となって支援と連携を深める必要性を訴えている。

 

 

 

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