カンボジアの対ベトナム貿易が増加

カンボジアの対ベトナム貿易が増加
2017年04月12日 00時00分 公開
カンボジアの対ベトナム貿易が増加


カンボジアとベトナム間の今年1月と2月の貿易取引量は前年比21.2%増加し、6億2410万ドルに到達した。

在カンボジアベトナム大使のドゥ氏は地元メディアに対し、ベトナムは昨年、カンボジアにとって第3の貿易パートナーであったと話し、昨年の両国間の貿易取引量は30億ドルに到達したと話した。

2016年、ベトナムはカンボジアにとって第5の投資国でもあった。183のプロジェクトに対し28億5000ドルの登録資本金投資を行った。

「伝統的な友好関係や好ましい地理的条件による両国政府の結びつきは経済や貿易、投資を進めるで基盤となっている」とドゥ大使は話した。 

 2012年6月、両国政府は貿易量を2015年までに50億ドルに増加させることを約束していた。しかし、世界経済が原因となり目標は達成に至らなかった。

 商業省の報道担当官であるソファリー氏はベトナムとのビジネスは国境貿易協定が結ばれてから進むだろうと話した。

 ソファリー氏はクメールタイムズに対してカンボジア政府職員はベトナム工商省と協定書の作成を進めており、今年中に署名されると明らかにした。

 「国境貿易協定はフンセン首相が訪越したことがきっかけで始まったものだ」とソファリー氏は話した。

「国境貿易協定では現在課題となっている陸路貿易について取り組み、よりスムーズな輸出入を目指している」とソファリー氏は続けた。

さらに、ソファリー氏は両国は貿易協定の中にすでに国境貿易に関する条項を有しているが、すでに時代遅れのものになってしまっていると加えた。

 「今回の国境貿易協定は両国間における国境貿易を問題なく透明性の高いものにするため現代の問題に焦点を当てている」とソファリー氏は話した。

10月、カンボジアはベトナムに対して両国間の貿易額を50億ドルに増やすためにカンボジアからの輸入商品に対する検疫及びセキュリティチェックを廃止するように呼びかけていた。



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