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月曜日、カンボジアとラオスが旅行者を増加させることを目指し、両国間における航空サービスを増加させることで合意した。
カンボジア民間航空局のチャンティ氏は今回の合意で旅行者による需要が増加しているカンボジアとラオスを結ぶ路線が増便すると話した。チャンティ氏は「今後、今回の合意書を現実や市場の需要に合わせ更新していかなければならない」と続けた。
「現在、両国間ではアンコール航空、ラオス国営航空、ベトナム航空の3社が1週間で直行便を21便運行している。今回の合意で直行便の数は週30便に増便されるだろう」と同氏は話した。
チャンティ氏によると昨年の両国を結ぶ便の搭乗者数は前年と比べ5%増加し、17万8千人であったという。同氏は今後2年で20万人まで増加することを期待しているという。
カンボジア民間航空局のケオ氏はクメールタイムズに対してこの合意で航空会社はカンボジアとラオスを結ぶ直行便を開設することが容易になり、今後プノンペンやシアヌークビルとベトナムやルアンパバーンを結ぶ路線が就航する可能性があると話した。
「ラオスの航空輸送市場の成長は遅いが、この合意でラオスの航空会社はカンボジア路線についてより多くの選択肢を持つことができるようになった」と同氏は続けた。
観光省の統計情報部長のコン氏は今年の1月と2月だけで130万人の外国人旅行者がカンボジアを訪れており、そのうち65,675人はラオスからだと話した。昨年に比べ64.5%増加しているという。
「陸や空、川を利用して両国のつながりを強め、観光業の発展につなげたい」とコン氏は話した。
「ラオスは内陸国であるが、カンボジアにはビーチが数多く存在する。そのため,ビエンチャンやルアンパバーンからシアヌークビルへの路線は旅行者を取り込むのに良い路線だ」と同氏は続けた。
アジア太平洋観光協会カンボジア支部のシナン氏はカンボジアとラオスを結ぶ路線が増便することは両国の観光業に良い影響を与えると話した。
「カンボジアへの旅行者数のうちラオスからの旅行者数は上位10位にはいる。また最も頻繁にカンボジアへ訪れている。しかし、ラオスからの旅行者が国内のどこを訪れているのかを示すデータはない。私の予測ではプノンペンで買い物をし、帰国している。」とシナン氏は続けた。
「まだまだ数が少ないため、我々は飛行機で旅行するラオス人旅行者に依存することはできない。今後、より多くのラオス人旅行者にカンボジアを訪れてもらうために、彼らの動向を観察することは良いことだ」と話した。
今月始め、カンボジアとラオスは両国間の観光業を促進するために、共同パッケージツアーを発表していた。
パッケージツアーでは両国のメコン川沿いの州が取り上げられていた。
カンボジアの北部国境沿いにあるストゥン・トゥレン州はラオスのチャンパッサク州との国境に位置している。メコン川がラオスにある4000余りの島を渦巻き、カンボジアにはいってくる場所だ。
「ラオスのチャンパッサク州とカンボジアのストゥン・トゥレン州は合同で両地域の歴史的寺院とエコツーリズムスポットを告知していくことで合意している」と観光省は発表した。
観光省はチャンパッサク州の観光課がラオス人向けにカンボジアのパッケージツアーを企画することを明らかにしていた。
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