カンボジア証券取引所、オンライン取引開始に向けて

カンボジア証券取引所、オンライン取引開始に向けて
2017年02月21日 00時00分 公開
カンボジア証券取引所、オンライン取引開始に向けて


株式取引所の広報担当者は昨日、活気のないカンボジア株式市場に興味を持ってもらうため、トレーダーがスマートフォンなどのソフトウェアを介して遠隔地からも取引所にアクセスすることを可能とし、新しいオンライン取引プラットホームが開発されていると発表した。
カンボジア証券取引所(CSX)の市場操作部門のラムン・ソレイユ代表はこのプラットホームは韓国国際協力機関からの技術支援により開発が可能となり、今年からそれが開始されるだろうと述べている。
今年中に運用を開始する予定だが、正確な時期はまだ伝えられないという。
ソレイユ氏はトレーダーが彼らのコンピューターやノートパソコン、携帯を使い、リアルタイムで株式市場の情報を得られ、取引を実施することができるためこのオンラインプラットホームは拡大していくだろうと説明した。
多くのカンボジア人がスマートフォンでアクセス可能となり、そして私たちはより多くの取引が行われることを期待している。そのオンライン取引で企業情報や株式市場データがオンライン上で公開されることにより、より取引が容易になるだろうと語る。
加えて同氏は、スマートフォンアプリは将来投資家になる人のための教育ツールとしても役立つだろうと述べた。
カンボジア人の多くの人が証券取引について興味を持っているため、市場がどう機能しているのか、どのように取引が行われ、それをどう伝えていくのかを学ぶ方法が重要になっていくという。
2011年に開設されたカンボジア証券取引所には、プノンペン水道供給局、グランド・ツイン・インターナショナル、プノンペン自治港、プノンペン経済特区の4つの上場企業が含まれている。


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