ソコン大臣 精米業者を非難

ソコン農林水産大臣は窮困している農家を搾取していると精米業者を非難した。
また、同時に彼らが主張する通り、米を購入する資金が不足している対ならば、政府の２７００万ドル緊急融資支援に申請すべきだと主張した。

米産業民間部門の代表と政府の間で昨日開催された会議で、米産業民間部門の代表は政府による緊急融資支援はカンボジア米のベトナムへの流出に歯止めをかける事に失敗したと話した。

彼は続けて「米の取引価格は不安定であるが、それは生産者が米を輸出する理由ではない。米産業の問題は外的なものではなく、精米業者が生産者と協力する気がないことではないかと感じている」と話した。

ソコン農林水産大臣は２７００万ドル緊急融資支援は精米業者がカンボジア米の購入資本と貯蔵能力拡大を支援する為に実施したと話した。しかし、実際には一握りの申請者に対して１５０万ドルしか支援されなかった。

「米産業を圧迫している本当の要因はなんなのだろうか？本当に資本不足だろうか？」ソコン大臣は疑問を呈した。

ソコン大臣はフン・セン首相が米の備蓄量増加と貯蔵能力工場のために１５００万ドルの追加支援を認めたと発表した。しかし、同時に精米業者の心持ちに対して疑問を投げかけた。

「われわれは本当に融資が必要だ。」
緊急融資支援を担当している国有農村開発銀行のCEOカオ・タック氏はそう訴えるとともに、なぜ精米業者が支援申請に消極的なのか理解に苦しんでいると明した。

「我々は簡単で迅速な支援を申し出ている。申請で複雑な事は何もない。本当に精米業者が資金に苦しんでいるなら、申請に消極的な理由がわからない。」とタック氏は語った。

カンボジア米連合会（CRF）ソク代表は精米業者が融資支援を受けた後、お金を効率的かつ透過的に使う事ができるするためにはもう少し時間が必要だと話した。

「われわれは予算を透過的に使うよう努めている。しかし、７％という融資の金利は高すぎる。本当に融資を必要としているが融資の金利は商業銀行より低く設定するべきだ。」とソク氏は続けた。

ソコン農林水産大臣は緊急支援である以上、返済の遅れに対する罰則は設けるべきではない。
CRFは予算の透過性の問題を早急に改善するべきだと主張した。


phnompenhpost.com