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マレーシアのカンボジア総領事館は先日、マレーシアの厳しい環境下で働くことを余儀なくされた8人のカンボジア人家事労働者を救った。
外交省のチャム・サンリー報道官は昨日、「クアラルンプールにあるカンボジア領事館は、8人のカンボジア人家事労働者が雇用主との争いから助けるために介入した。」と発表した。
全ての雇用主は彼らがカンボジアに戻る前に家事労働者に対して高い給与を支払うよう言い渡された。8人の女性のうち6人が先週末にカンボジアに帰国し、残りの2人は先週火曜日に戻ったという。
被害者らはクラチエ、コンポンチュナン、コンポンスプー、カンポット、コンポントム州に迎えられた。
マレーシアに出稼ぎに行くカンボジア人労働者は、虐待や過労問題が頻繁に発生する。多くの人は労働時間について、休みなしで1週間に7日、1日18時間と説明した。
労働者らには毎月給与が支払われないこともあり、移動の自由を制限され、逃亡を防ぐために雇用主は彼らからパスポートを没収したという。
2011年、カンボジアは深刻な虐待や死に至るケースが報告された後、カンボジア労働者をマレーシアに送ることを禁止した。
しかしながら、それは両国が覚書(MoU)に署名をしてから4年後に解禁された。
2015年カンボジアとマレーシア間のMoUは、家事労働者へ休暇を与えること、適切な宿泊施設の提供、公正な賃金の支払いを規定していたが、MoUには法的拘束力がなく緩やかなものであった。
これは、マレーシアの雇用主がこれらの条件を遵守するように言われている一方で、雇用主はMoUに拘束はされることはない。
カンボジア外務省によると、2016年にマレーシアへの移住労働者272人がカンボジアに送還され、2015年の58人に比べると4倍以上となった。2014年に送還された人はわずか34人だったという。
同省によると、カンボジアへ送還された主な理由は、人身売買、過労、虐待であった。
マレーシア政府はその後、人権団体と移住労働者に対し、より厳しく権利を保護するための新たな法律を施行することを保証した。
しかしながら、カンボジア、マレーシアの政府関係者は、いつそれが施行されるのかは明らかにしていない。
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