日本政府、カンボジアにインフラ整備などで新たに援助金拠出へ

日本政府、カンボジアにインフラ整備などで新たに援助金拠出へ
2017年03月29日 00時00分 公開
日本政府、カンボジアにインフラ整備などで新たに援助金拠出へ
外務省によると在カンボジア日本大使は複数のプロジェクトにおけるカンボジアへの援助計画について今日、合意に至った。


プノンペンの洪水防御や排水、バッタンバン州病院の改善、国道5号線の整備、カンポントムにおける水供給システムの拡大などに援助金は使用されるという。

「日本は最も重要なパートナーであり、カンボジアは経済や社会、インフラ整備において多大な恩恵を受けている。これらの援助計画でカンボジアの地域間のつながりは向上されるだろう。」と報告書では書かれていた。

援助計画のうち9800万ドルはバッタンバン州の国道5号線の整備に充てられる予定だ。

しかし、これに対して慎重な反応を示す交通専門家もいた。

「道路整備をすると、事故発生件数が増えることがわかっている。」とカンボジア交通安全研究所のチャリヤ氏は話し、運転手がより無謀な運転をしていると指摘した。「道路工事期間中、交通安全に十分な注意がなされていない。」と同氏は続けた。

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