違法な化学物資を含むソーセージを製造していた工場が摘発

違法な化学物資を含むソーセージを製造していた工場が摘発
2017年11月30日 00時00分 公開
違法な化学物資を含むソーセージを製造していた工場が摘発


当局は、禁止された化学物質を使用し、2年間不法に操業していた、コンポン・スプー州の大型ソーセージのケーシング(ソーセージの表皮部分)製造業者を摘発、閉鎖した。

内務省の偽造品取締部署のユテア氏は、数カ月前に当局がオルセーマーケットで販売されているソーセージのケーシングでこの事件は発覚したのだと語った。 同氏によると、検査ではケーシング内に危険な化学ホルマリンが検出された。ホルマリンはカンボジアでは禁止されているが、多くの食品で防腐剤として広く使用されている。

数ヶ月の及ぶ検査の結果、豚と羊の腸を違法に輸入し、ソーセージのケーシングに転用していた容疑が固まり、工場の経営者ヴィン・ホイ(39)が警察に逮捕された。

「この腸がどこから輸入されたかについてはまだ調査中だ。また、容疑者は輸入製品が到着したとき禁止された化学ホルマリンと他の酸を追加していたと容疑を認めており、押収されたサンプルをもとにさらなる調査を行う。」

ユテア氏によると、同社は材料の輸入またはケーシングの売却を許可されておらず、約2年間違法に営業していたという。

警察はヴィン氏と同社のマネージャーの容疑も視野に入れ、さらにサンプルの調査を行っている。

また逮捕時、数千バレル、およそ1000キロのソーセージケーシングの生産用材料が見つかり、材料の一部は中国から輸入され、一部は国内で生産されたものだったという。

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