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11月11日(日)、カンボジア国家災害対策委員会のKeo Vy氏は、干ばつが13の州にある約2万ヘクタールの水田に被害を及ぼしており、コンポンチャム州が最も被害を受けていると述べた。
<水田に水を供給するために人工水路を掘削する当局>
同氏によると、雨季に入ってすぐに全国的に土砂降りの雨が降ったため、洪水が発生し、道路や水田の多くが被害を受けたという。
しかし、雨季中盤になると、降水量が減少し、干ばつが発生する地域も出始め、湖や池の蒸発速度が上がる雨季の終盤にはさらに干ばつは悪化した。
3の州における計1万9000ヘクタールの水田が干ばつの被害を受けた原因は水不足によるものだという。最も被害の大きいコンポンチャム州では9000ヘクタールの水田が干ばつになり、続いてバタンバン州、トボンクムン州、コンポントム州が大きな被害を受けた。
バタンバン州Bavel区Khlang MeasコミューンにあるPrey Preal村の農家であるOung Samut氏は、11月11日(日)にプノンペンポストの取材に対して、同氏が所有する500ヘクタールの水田とPrey Preal村民の水田は水不足ではあるが、作物は順調に成長していると語った。
「私たちは10日以内に水が枯渇した場合、水田に被害を及ぼす可能性を非常に懸念している」と同氏は述べた。
同氏によると、11月11日(日)、農業分野や水資源分野の専門家らと当局関係者は、水田を保護するために道路の両側に人工水路を掘る掘削機を導入したという。
しかし、10日以内に水が水田に供給されるかどうかは定かではないと同氏は述べた。
11月11日(日)、コンポントム州の農業部門長であるThiv Vanthy氏はプノンペンポストの取材に対して、Baray区では2000ヘクタールの水田が干ばつ被害を受けていると語った。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。