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18日、カンボジア副首相兼内務大臣のSar Kheng氏は、カンボジア国内における交通事故件数を減少させるために何らかの対策を講じない限り、2019年には交通事故死者数が倍増する可能性があると警告した。同氏は、内務省で開かれた会談で、同省が行うべき方策について言及した。
公共事業運輸省事務次官のMin Meanvy氏によると、2018年には国内で前年比7%減の合計3267件の交通事故が発生し、死亡事故が前年比1%減の1761件、負傷事故が前年比14%減の4770件だったという。
同事務次官は「事故のほとんどはプノンペンやカンダル州、シアヌークビル州で発生している。2018年は交通事故で1日に5人が死亡、13人が負傷した計算となる」と語った。
また、Meanvy氏は事故の原因について言及し、記録されている事故のうち37%はスピード違反、17%は交通ルール違反、11%は飲酒運転、その他5%はブレーキの故障などの機材トラブルが原因だと明らかにした。
Sar Kheng氏はWHOが発表している世界交通安全レポートの内容を引用し、現在、世界では毎年約120万人が交通事故により死亡し、50万人が負傷していると話した。交通事故は経済に悪影響を及ぼしているという。
同氏は「交通安全の専門家は、事故減少のために何らかの対策を講じない限り、2020年にはカンボジア国内の交通事故による死亡者数が合計3200人にのぼると推定しているようだ」と警告した。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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