内務大臣、ベトナム人受刑者受け入れを拒否

内務大臣、ベトナム人受刑者受け入れを拒否
2018年12月14日 00時00分 公開
内務大臣、ベトナム人受刑者受け入れを拒否

カンボジアのSar Kheng内務大臣は、タイの刑務所に収監されているベトナム人受刑者をカンボジアの刑務所に移送することは法に反しているためできないと断言した。ベトナム人受刑者の中にはカンボジアへの移動を求めている者もいるという。

 


12日夜、同内務大臣は、プノンペンKoh Pich地区で開かれた国家人権の日のセレモニーで報道陣に対して、タイで収監されているベトナム人の受け入れはカンボジアの法律に反していると述べた。


カンボジアの法律では、外国人受刑者をカンボジアに移送することは認められていないという。


「現在、カンボジアではカンボジア人受刑者に対して刑務所を用意することさえ難しい。この状況で外国人受刑者を受け入れることは不可能だ。そもそも、外国人受刑者の受け入れは国内、また国際的な法律にも反している」と語った。


12月6日に発表されたLong Visalo駐タイカンボジア特命全権大使の声明によると、タイに滞在しているベトナム人受刑者がカンボジアの刑務所への移送を求めているという。


Visalo特命全権大使は「今回、大使館はベトナム人受刑者の要望を満たすことはできない。我々は受刑者の国籍を確認し、カンボジア人受刑者のみカンボジア国内の刑務所に移送する」と語った。

 

出典:KhmerTimes

 

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