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カンボジアのフラッグ・キャリアであるアンコール航空代表は、同航空が中国人マーケットを最優先マーケットとし、中国人観光客を取りこんでいくことを狙うと話した。
アンコール航空事業部事務次官のDuongchan Darapich氏は、現在、カンボジアを訪れる中国人投資家・観光客の数は増加しており、今後アンコール航空は中国人を最優先のターゲットとしていくと話した。
昨年、カンボジアを訪れた外国人は中国人が最も多く、またアンコール航空の乗客のうち約半数は中国人だという。
Darapich氏は「アンコール航空は中国国内の5都市へ合計35ルートを通して運航している。カンボジア国内には数多くの航空会社が運航しており競争は激しいが、シェアをとっていきたい」と語った。
アンコール航空は国内マーケットにおいても優位に立っており、現在ATR-72を3機、A320を2機、A321を1機所有しているという。
Darapich氏は「アンコール航空は拠点を拡大していくつもりだ。現在、我々はカンボジア国内の国際空港3つ、またベトナムのホーチミンとダナン、中国国内の7都市を運航している。競合の航空会社に勝つためには機体が重要となってくる」と続けた。
観光省によると、2018年、190万人以上の中国人がカンボジアを訪れており、国籍別観光客数では中国人が1位となっているという。また、カンボジアと中国を結ぶ直行便の数は2016年は週110本だったが、現在は404本となっている。
2018年、カンボジアには前年比11%増の合計620万人の外国人が訪れた。政府は中国人が2020年までに300万人、2025年までに500万人訪れると予想しているという。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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