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首都プノンペンとシアヌークビルを結ぶ、総工費20億ドル(約2200億円)にのぼる高速道路建設工事が、3月22日に着工されることが明らかになった。
公共事業運輸省広報担当のKong Vimean氏は、高速道路工事はプノンペン国際空港の北西、Cham ChaoコミューンとKrang Thnongコミューン間に位置するTomnop Kobsrovストリートから着工される予定だと話した。
公式着工式ではフン・セン首相と駐カンボジア中国大使のWang Wentian氏が議長を務めるという。
Vimean氏はクメールタイムズ紙に対して「高速道路は国道4号線と並行して走らず、いくつかの渋滞が発生しやすい場所で交差するだけだ」と語った。
カンボジア初となる高速道路は国内随一の目抜き通りである国道4号線の渋滞を緩和し、首都と輸出と輸入のメインゲートとなっているシアヌークビル深海港を結ぶことが期待されているという。
高速道路には中央分離帯が設置され、片道車線に2レーンずつが走る予定だ。高速道路の総距離は国道4号線よりも短い190キロとなり、渋滞の発生しやすいエリアには休憩場所が設けられる予定だという。
今回の高速道路建設工事はBOT方式(建設・運営・譲渡方式)で国有会社であるChinese Communication Construction株式会社により行われる。竣工までには4年を要する見込みだ。
今年1月、今回のプロジェクトを行うために200人の中国人労働者がカンボジアに到着した。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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