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10日午後3時ごろ、スヴァイリエン州vay Chrum地区にあるTasuosコミューンの仮設住宅に大型トラックが衝突し、3人が死亡し、1人が重傷を負った。
Svay Chrum地区警察署長Pin An氏によると、今回の事故でNeang Sophana Daraさん(40)が重傷を負い、Daraさんの妻Sak Vannaさん(28)とその息子である生後2ヶ月のSdoeung Darithちゃん、同じく生後のSdoeung Phearunちゃんはその場で死亡が確認されたという。
同氏は「大型トラックは路肩に建てられた仮設住宅に衝突し、西東方向に進んで行き、30mほど住宅を引きずった際に母親と子供2人が巻き込まれ即死したとみられている」と目撃者の発言を引用して話した。
An氏は、大型トラックの運転手は逃走したと話し、またトラックが大型だったため警察はトラックの移動に時間要したと続けた。
An氏によると、当局は道端に建てられている家は忘れられやすいことから人が住むべきではないと、繰り返し注意喚起を行なっていた。仮設住宅はモーターバイクの修理を行うために建てられ、住宅内で家族は生活していたという。
「道端には多くの屋台が建てられているが、ほとんどは食品販売のために使用されている。警察は家族に対して注意喚起を行なっていたが受け入れられず、その結果初めて事故が起きてしまった」とAn氏は語った。
州交通局長のOuch Saron氏は、警察は運転手が居眠り運転により制御を失ったと結論付けたと語った。
「専門家が大型トラックを調べたところ、正常に機能していた事から、居眠り運転以外に車両がコントロールを失う原因はないと断定した」と同氏は述べた。
1月に全国交通警察・公共秩序部が発表した報告によると、昨年全国で3,267人の交通事故により少なくとも1,761人が死亡、4,770人が負傷したという。
事故発生件数は2017年と比べ7%減少したという。また、交通事故による死者と怪我人の数もそれぞれ14%減少した。
報告書はさらに、カンボジアでは毎日5人が交通事故で死亡している計算となると結んだ。
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