<Battambang州裁判所で事情聴取を受ける前のSin Rozethさん(中央)の様子>


9日、Battambang州裁判所は野党カンボジア救国党(CNRP)の元党員6人以上を最高裁判所による解散命令に違反したとして事情聴取を行った。


今週初め、CNRPの元党員26人が事情聴取のため召喚された。8日、Reun Kepさん、Phat Rethさん、Kun Samornさん、Sang Bunmaoさん、Som Vongdaraさんら5人は裁判所で事情聴取を受けたという。


6人の事情聴取に関し、Battambang州裁判所のKy Bunnara裁判官は今回の件はまだ調査中であり、コメントは控えると述べた。


元党員の弁護人を務めるSam Sokong氏によると、元党員らはフェイスブックの投稿やサム・レンシー氏の党首任命を推進する会議に関して事情聴取を受けたという。


Sokong弁護士は「事情聴取の際、裁判官は元党員の答えを待たずに批判しつづけていた。党員が回答しても、それを中断させ警告をした」と語った。


同弁護士によると、今回召喚された元党員は地方職員に選出されていたが、2017年11月にCNRPが解散して以降は一般市民として生活しているという。


同弁護士は「元党員は政治活動をすべて禁止されている訳ではない。彼らが政治に関する意見を述べることは間違っていない」と続けた。


CNRP元コミューン責任者で、9日に事情聴取を受けたSin Rozeth氏は、Battambang州裁判所はCNRP元党員がレンシー氏を支援する会議を開催していたかどうかを知りたがっていたと述べた。


Rozeth氏は「裁判所に対しレンシー氏を支援する会議を開催していないと話した。麺類を販売する店を経営しており、自分の店の料理を楽しみたい政治家を歓迎しただけだ」と語った。


同氏によると、裁判所は最高裁判所の解散命令に反抗するよう扇動したかどうかも質問したという。


同氏は「若者を含むCNRP元党員は自分の店で食事と会話を楽しんだだけだと裁判所に伝えた。店で、仲間たちと我々の両親である元党首のサム・レンシー氏やケム・ソカー氏を懐かしんでいただけだ。これだけでも違法な活動にみなされてしまうのか?」と語った。


9日、国連人権理事会のRhona Smith氏は、CNRPの元党員26人に対する事情聴取に関して、自身のカンボジアでの目的は果たしたと強調した。


Smith氏は「CNRPの元党員に有罪判決が下ることが心配で今回の事情聴取に注目していた」と述べた。

 

出典:KHMER TIMES

 

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