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日本貿易振興機構(Jetro)の報告によると、今年第一四半期、カンボジアから日本への輸出額が前年比約16%増加したという。
カンボジア-日本間の貿易は、1月から5月までで前年比16.5%増の5億5800万ドル(約600億円)に達した。
カンボジアは日本市場に16%増の4億5400万ドル(約500億円)相当の製品を輸出し、日本からの輸入額は20%増の1億400万ドル(約113億円)相当に達した。
商業省のLong Kem Vichet報道担当官は、両国間の貿易が栄えることは良好な外交関係と、輸出市場を多様化させるためのカンボジア政府による努力の結果であると述べた。
「カンボジアと日本は良好な関係を築いている。また、カンボジアの製品は世界で認知されつつある。この貿易額は、アジア市場の重要性の高まりや同地域におけるカンボジアの統合、および輸出を多様化するための政府の取り組みを示している。」と同氏は述べた。
また、競争力を多様化し強化することは、政府の最優先事項であると話した。
「日本は、特に軽工業や熟練労働者を必要とする産業に投資している。我々は、これらの傾向が今後も継続することを期待している。」と同氏は語った。
カンボジアの輸出の大部分は、衣類や履物製品、そして程度は低いが携帯電話バッテリーなどの電子部品であった。カンボジア商業省によると、日本は、主に機械や自動車、電子機器、牛肉、鉄鋼、医薬品などをカンボジアに輸出していたという。
Jetroの情報によると、昨年、カンボジア-日本の貿易は27.3%増加したという。カンボジアは、17.8%増の16億ドル(約1750億円)以上に及ぶ製品を日本に輸出し、4億2100万ドル(約460億円)の日本製品を輸入した。
出典:KHMER TIMES
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