シェムリアップのガソリンスタンド爆発事故、外国人ら13名負傷

シェムリアップのガソリンスタンド爆発事故、外国人ら13名負傷
2019年08月19日 00時00分 公開
シェムリアップのガソリンスタンド爆発事故、外国人ら13名負傷

<消火活動にあたる消防士の様子(写真提供:National Police)>


14日、シェムリアップ州のガソリンスタンドで貯蔵タンクに燃料車がガソリンを給油している際、爆発が発生し10名以上が負傷した。


15日、シェムリアップ州のTea Seyha州知事はSla Kram自治区にある24時間営業の液化石油ガススタンドにて午後1時ごろ爆発が発生したと述べた。


2名の外国人を含む13人が負傷したという。


「被害者のうち、警察官と女性の2名が重傷を負った。他4名の被害者と共に治療のためにタイに送られたが、他の被害者は同州の病院にいる」と州知事が明らかにした。


幸運にも死者はいなかったと同知事は語った。

 

爆発事故の後、同知事は当局に同様の事故を防ぐために州全体のすべての液化石油ガススタンドの技術仕様を検査するように命じたという。


「鉱山局長と今回の事故について対話した。州のすべてのガスとスタンドの検査を行う」と同知事は語った。


所有者が仕様に反して貯蔵タンクの上に屋根を建てたため、爆発が起きたと同知事は続けた。


Seyha州知事は、屋根の上で漏れたガスが凍結していたことが爆発の原因となったと指摘した。

 


<爆発で破片が火災現場に散乱している様子(写真提供:National Police)>


15日、自治区警察のThim Rithea署長は重傷を負った州警官をHuot Mony Pisak大尉(35)だと特定した。


同署長は被害にあった2名の外国人はいずれも同州のインターナショナルスクール教諭のアメリカ人Abigail Alexanderさん(18)とZoe Eleftheriou(22)であると特定した。


同氏はHuot Mony Pisak大尉を含む、7名の被害者を治療のためタイに移送したという。


残りの被害者は同州の病院施設かプノンペンに送られたと続けた。


15日、国家警察消防局のNeth Vantha少将は調査によると、爆発は輸送車から貯蔵タンクへのガス供給中に発生したという。


「ガス供給が適切に行われていなかったことから、ガスが漏れた。ガススタンドの所有者が従業員に電気を切るように依頼した所、突然爆発が発生した」と語った。


同警察副署長のPhing Sambath准将は、消化のために消防車12台が出動したと語る。


15日、鉱工・エネルギー省は該当ガススタンドは運営ライセンスを取得していなかったと発表した。

 

出典:KHMER TIMES

 

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