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<清掃されたアンコールワット(写真提供:アプサラ機構)>
22日、アプサラ機構は観光客の誤解を避けるため、ゴミが散乱していた昔のアンコールワットの写真の掲載をやめるよう訴えた。
広報担当のLong Kosal氏はゴミが撤去された後の現状と昔の写真は異なると述べた。
「観光客を喜ばせるために実施したアプサラ機構による植栽や駐車場整備などの最近の活動を反映した最新の写真を使って欲しい。アンコールワットの美しさを示し、カンボジア観光業を発展させるために古い写真の掲載をやめる必要がある」と同氏は語った。
アプサラ機構はアンコールワットの修復保全とは別に、道路の建設と保守やバイクレーンの整備、駐車場設置、寺院前での食品販売および飲食禁止などの環境整備を行ってきたと同氏は述べた。
「いずれの活動もアンコールワットを観光客にとって魅力的な場所にし観光業に貢献する事が目的だ。古い写真を拡散する事で、観光客に対して誤解を招き、訪れたくなくなってしまうかもしれない。」と同氏は続けた。
Angkor Enterprise社の報告によると、世界的に有名なアンコールワット国立公園の外国人訪問者数は減少しているという。
今年1月〜9月にアンコールワットを訪れた外国人観光客は昨年同時期比12%減の160万人であった。入場券の収入は昨年同時期に比べ13%減の7400万ドル(約80億円)になるという。
Angkor Enterprise社によると昨年の外国人観光客へのアンコールワット入場チケット販売枚数は250万枚で、収入は1億1600万ドル(約126億円)だった。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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