Uberなどタクシー配車アプリ、プノンペンでの需要が堅調

Uberなどタクシー配車アプリ、プノンペンでの需要が堅調
2017年10月05日 00時00分 公開
Uberなどタクシー配車アプリ、プノンペンでの需要が堅調


ここ数ヶ月間にプノンペンには多数の配車アプリが登場し、素早く手頃な価格の交通機関を提供し、運転者の収入源を多様化している。

アプリベースの交通ネットワークとタクシー会社であるUberは、世界の633都市に拠点を置く米国企業で、先週プノンペンで数ヶ月にわたる試運用の後、正式運用を開始した。カンボジア市場でのUberの存在は、配車アプリケーションの需要が堅調であることを強く示していると専門家は述べる。

最近地元のタクシー会社を辞める予定だというタクシー運転手のソレン氏は、Uberでの仕事を始めるつもりだという。顧客はピックアップ時間短縮のために、Uberに興味があるからだという。

「私がUberの運転手を始めて以来、乗客の多くは、ピックアップの速さと、価格がスマートフォンに表示されることから、Uberで予約するのが好きだと言う。価格も正確だ。」

「大事なのは、運賃の交渉に時間が浪費されないようにすることだ」


約200万人の人口を抱えるプノンペンでは、この種の技術は交通渋滞を緩和するのに役立つと専門家は考えている。

「この新しい技術は、都市における交通問題を緩和するだろう」と公共事業運輸省の広報担当ヴァ・シムソリャ氏は語った。

「運転手の名前、登録番号、その他の重要な情報がシステムに登録されているため、乗客にとっても非常に安全だ。」

ユーザー数は緩やかな増加にとどまっているにもかかわらず、配車アプリの数が増えていることは、それだけサービスの需要が強い兆候であると、カンボジアの配車アプリであるiTsumoのプロジェクトマネージャーのリン氏は語る。 

「スマートフォンを使ったタクシー配車システムは、カンボジアで人気を博している。サービスはトゥクトゥクや人力車にも拡大される予定だ。」

Uberのアジア太平洋担当最高業務責任者(CRO)のブルックス氏は、先週の首都でのアプリの正式運用開始の際に、公共事業運輸省と緊密に協力し、乗客の安全を確保していると語った。


空いた時間にUberの運転手として働く公務員のチャン氏は、副業としてUberで収入を得ることが許されていると述べた。

「私が自由な時間、私はアプリを起動し乗客を運ぶが、他の仕事に忙しければ、私の(アプリの)プロフィールをオフにするだけだ。」

公共事業運輸省のシムソリャ氏によると、シンガポールに本拠を置く配車アプリのGrab社も地元市場をテストしており、近い将来Uber、iTsumo、PassAppに加わる可能性が高いという。

シムソリャ氏によると、カンボジアには配車アプリ市場を管理するための具体的な法律がないが、公共事業運輸省は既にこの分野での企業の登録を促進するための行動を始めているという。

同氏は、「企業は商務省と交通省の両方に登録する必要がある」と述べ、さまざまな省庁が協力して、この新生市場に必要な法案を策定しなければならないと付け加えた。

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