カンボジア・アンコール航空、安全運行に関する国際的監査プログラムの認証を獲得

カンボジア・アンコール航空、安全運行に関する国際的監査プログラムの認証を獲得
2017年07月30日 00時00分 公開
カンボジア・アンコール航空、安全運行に関する国際的監査プログラムの認証を獲得


カンボジアの航空会社であるカンボジア・アンコール航空は、国際航空運送協会(ITAT)の安全監査プログラム(IOSA)を同国の航空会社で初めて獲得した。

「安全監査プログラムは、航空会社の安全性を評価する際の具体的な評価方法などを定めており、我々はカンボジアにおいて初めて、安全監査プログラムの認定を受けた航空会社である。」と同社のテック・レス・サムラック会長は述べた。

同認定では、包括的な運航基準や、安全システムなどが評価され、2年ごとに国際航空運送協会より監査される。

「安全監査プログラムの認定を受けて、我々は国際航空運送協会の正式なメンバーの一員となった。」同氏は語った。

国際航空運送協会には117カ国以上、約275社が加盟しており、今回の加盟はカンボジアにとって大きな功績となった。

同氏は、「カンボジアの航空会社が国際航空運送協会からこのような認定を受けるのは史上初めてであり、今後カンボジアの航空会社が海外の航空会社と協力関係を築いていくために極めて有利に働く。」と述べた。

カンボジア・アンコール航空は現在、国内2路線、国際9路線、チャーター便12路線を運航している。
また、同社はATRを3機、Airbus 320、Airbus 321などを3機所有しており、合計6機を使用している。

同氏は、「2020年に4機のATRと8機のAirbusの計12機の運用が始まるので、同社はより多くの路線を就航することができる。」

「新しい路線は、タイ、ラオス、ベトナム、日本、シンガポール、マレーシア、香港、韓国、マカオ、インドが計画されている。」と述べた。

同氏によると、同社は今年、中国市場とインド市場へ力を入れるとのことだ。

「2020年までに200万人の中国人観光客を誘致するという政府の計画のとおり、我々はより多くの中国人観光客の獲得を狙っている。」

「我々は、インド市場にも目を向けている。インドは国内で巨大な航空市場を持ち、カンボジアのアンコール・ワットは世界最大のヒンズー教寺院である。」

「同社を利用することで、インド人観光客はアンコール・ワットにアクセスできる。我々は100~200万人のインド人観光客の獲得を目指したい。」と同氏は述べた。

民間航空局長のマオ・ハバナル氏は、カンボジア・アンコール航空が安全監査プログラムの認定を受けたことを歓迎した。

「同社が、国際的な安全基準を満たしていることは、顧客の信頼獲得において重要である。」と同氏は述べた。

http://www.khmertimeskh.com


 


 


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