シェムリアップ新国際空港建設へ前進

シェムリアップ新国際空港建設へ前進
2017年02月01日 00時00分 公開
シェムリアップ新国際空港建設へ前進




シェムリアップに建設予定の新たな国際空港について、詳細について決定するためハイレベルな技術チームが結成され、新たな国際空港の実現化へ一歩前進した。

カンボジア開発評議会(CDC)に対して提案が提出された後、カンボジア政府技術チームの結成を決定した。

カンボジア民間航空局(SSCA)により結成された今回の技術チームは新国際空港建設計画における調査や法手続き、プロジェクト進行状況の評価、問題対応などの任務を背負っているとSSCAは話した。

新空港はシェムリアップ市内から50キロほど離れたソートニコム群に建設される予定だ。アンコールワット上空の飛行制限が現在の空港の課題となっている。

さらに、新空港では年間500万人の利用者を受け入れが可能となり、現在の空港の2倍の処理能力になるという。

技術チームの結成は中国、雲南省のYunnan Investment Holdings Ltd.がカンボジア開発評議会に空港建設の提案書を提出した直後に決定されたとSSCAの報道担当官のチャンスレイヴタ氏は話した。

シェムリアップ州のブンソン州知事は建設は今年末もしくは来年初旬までに開始されると話した。

シェムリアップ州とYunnan Investment Holdingsはシェムリアップ市内から新空港までの鉄道整備にも取り組んでいるとブンソン州知事は話した。

ブンソン州知事はYunnan Investment Holdingsは同プロジェクトについて、今月下旬に閣僚評議会の得ると明らかにした。

SSCAの報道担当官チャンスレイヴタ氏は「CDCかrはYunnan Investment Holdingsが投資書類を提出をすでに完了したと報告を受けている。しかし、Yunnan Investment Holdingsからは投資提案などはなにも受け取っていないので、現在のところ、プロジェクトについては明確にはなっていない」と話した。

「投資会社はプロジェクトの概要などについてSSCAの技術チームと話し合うことが法的に義務づけられている」とチャンスレイヴタ氏は話した。

同プロジェクトの合意書は昨年10月、習近平国家主席がカンボジアを訪問中に署名された。

この新空港建設のプロジェクトは韓国企業から中国企業に引き渡されていた。

韓国企業は当初、このプロジェクトにおいて10億ドルの投資許可を求めていたが、進展しなかった。

Cambodia Airports社はプノンペン、シェムリアップ、シハヌークビルの国際空港の運営をカンボジア政府から許可されている唯一の会社だ。

同社の渉外担当であるケク・ノリンダ氏はクメールタイムズに対し、Cambodia Airports社はシェムリアップの新空港についてカンボジア政府と未だ議論中だと話したが、詳細は明らかにしなかった。

ノリンダ氏は2016年のシェムリアップ国際空港の利用者数は5.5%増え、350万人であったと話した。

これは大きな成長であったが、現在の空港は3年前と比較すると成長が停滞している。


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