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マレーシアでアジア最大の電気通信グループの一つであるAxiata Group Berhadは、三井物産と関係会社との最終合意を締結し、カンボジアのSmart 社の株式10%を6600万ドルで売却した。
取引後、同社の声明によると、AxiataはまだSmart社の82,5%株式を引き続き保有するという。
「取引総額6600万ドルは、取引の一環として配当金を受け取った追加の現金を考慮した後の株式価値7億2400万ドルに基づいている。」と述べた。
「この合意に基づき、Axiataは三井との取引完了から12ヶ月以内に行使できる10%の利息を追加取得するコールオプションを付与した。この取引は今月末までに終了する予定だ。」と付け加えた。
Smart AxiataのCEOであるトーマス・ハント氏は、「我々は、三井をSmart社の戦略的パートナーとして非常に快く迎えた。また、カンボジアの大手携帯電話事業社としてのSmart社の立場を確認することができた。」と述べた。
「Smart社がデジタルライフスタイルブランドに向けて進展し続けていく中で、Smart社のデータとデジタルリーダーシップにおける独自の強み、ネットワークの普及、付加価値製品が三井との密な関係のおかげで大幅に強化されるだろう。」とハント氏は付け加えた。
声明によると、三井との取引は、グループの有価証券の管理戦略を満たし、Axiataと株主に大きな価値をもたらす。その収益は、一般企業の目的と貸借対照表上の既存債務の返済を目的としている。
Axiataの社長兼グループCEOであるタン・スリ・ジャマルディン・イブラヒム氏は、三井とのパートナーシップは、特にデジタルサービスやインターネット(IoT)分野と、「新世代デジタルチャンピオン」になるというビジョンにおいてSmart社の成長を支援していると述べた。
IoTは、機械対機械の通信を超えるデバイス、システム、サービスにおいて最先端の接続技術を提供することが期待されている。
「三井を活用することで、Smart社はカンボジアのデジタル経済を急成長させるため、改良したデジタルサービスを提供できるようになるだろう。我々は、この戦略的パートナーシップによる相乗効果を促進したい。」とジャマルディン氏は語った。
デジタル技術を完全に受け入れるため、ASEAN指導者へ呼びかける中、ジャマルディン氏は、最近のASEANに関する世界経済フォーラムで、2025年までにデジタル革命がASEANの日常生活を変えると述べた。
「我々は、モバイル金融サービス、電子商取引、都市との接続における技術革新を加速するブロードバンド革命を追求し、急成長させる必要がある。」と述べた。
2008年から2016年まで、Smart社はカンボジアでの資本や営業支出において9億6,700万ドルを費やした。主に4Gネットワーク拡張のため、2017年にはさらに8000万ドルの投資が行われている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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