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プノンペンのChamkar Mon地区における浄水場の拡張工事が2019年に完成予定だとカンボジア鉱工省が発表した。
拡張工事は1500万ドル(約16億円)の費用をかけて行われる。費用はフランス開発庁(AFD=Agence Française de Developpement)とプノンペン水道公社(PPWSA=Phnom Penh Water Supply Authority)によって拠出される。
今年10月開始予定となっている今回のプロジェクトは、フランスの会社であるVinci ConstructionとSAFEGEの2社が請け負う予定となっている。
浄水場の拡張で1日に供給できる浄水が5万2千立方メートル増加することが期待されている。浄水場を通じて供給される水はバサック川から引き上げられる予定だ。
3日、カンボジアのCham Prasidh鉱工大臣は拡張工事中の浄水場を訪れた。同大臣は「工事の約30%が完了している状態だ。計画通り工事が完了することを願っている」と述べた。
また、同大臣は「プノンペン市内が発展を遂げて人口が急増している中、浄水の需要は高まっている。プノンペン水道公社が浄水の供給で需要への対応に力添えしてくれることを願っている」と続けた。
Chamkar Mon地区の浄水場以外に、プノンペンには他に3つの浄水場がある。Phum Prek地区の浄水場は1日15万立方メートル、Chroy Changva地区の浄水場は1日13万立方メートル、Chbar Ampov地区の浄水場は1日26万立方メートルを供給可能だ。
出典:KhmerTimes
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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