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9日、カンタ・ボパ小児病院(Kantha Bopha Children's hospital)の創設者であるビート・リヒナー医師が、71歳で死亡した。
リヒナー医師は1947年の3月13日に生まれ、9日の午前2時45分、スイスのチューリッヒで亡くなった。
リヒナー医師は1992年にカンボジア初の病院を創設し、自身が深刻な病気によって危篤状態となった2017年まで懸命に働き続けた。
「リヒナー医師は私達に素晴らしい遺産を残した」とカンタ・ボパ病院は声明を発表した。
「深刻な病にかかったため、リヒナー医師はカンボジアを去って生まれ故郷であるスイスに帰り、余生の数ヶ月を過ごした」とカンタ・ボパ病院は続けた。
また、「リヒナー医師は、クメール・ルージュ時代に破壊されてしまった小児科を再建して欲しいというシアヌーク国王の呼びかけに応えるために全てを捧げた」と付け加えた。
カンタ・ボパ病院はノロドム・シアヌーク前国王によって1992年の9月に設立された。「カンタ・ボパ」という名前は白血病で死亡した国王の娘の名前に由来している。
保健省のMam Bun Heng氏はリヒナー医師の死を受け、悲しみをあらわにしている。
「私達はリヒナー医師の死んだことを聞き、深く悲しんだ。リヒナー医師は何千人ものカンボジアの子供の命を救った偉大な医師だ」とコメントした。
出典:Khmer Times
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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