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28日、1000人近くのW&D縫製工場の労働者がフン・セン首相の自宅に向かって行進を行い、数千人にのぼる警備隊が行進を沈静化した。労働者は同工場で従業員が解雇された問題に関して、フン・セン首相による仲裁を求めたという。
匿名希望の今回行進を行なった労働者の1人は、警察は独立記念塔近くで行進を止めたと話した。
同労働者は「217ストリート沿いを500メートルほど歩いて進んだが、警察に止められた。警察が我々を止める際に暴力行為は一切行っていない」と語った。
今回フン・セン首相の自宅へ行進を行なった労働者は、前日の27日にも労働省へ抗議に駆けつけていたという。労働者はW&D縫製工場に勤めており、昨年12月に工場でストライキを実施した従業員が解雇されたことを受け、今回抗議を行なっているという。
2月初旬、W&D縫製工場は解雇した1200人の労働者のうちほとんどの人には仕事に復帰することを許可すると発表した。しかし、ストライキの実施を他の労働者に促した127人には復帰を認めないとしていた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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