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30日、内務省のサイバー犯罪警察は、昨年、タイへ逃亡する前にFacebook上にカンボジア政府指導者たちを侮辱する投稿を行なった野党カンボジア救国党(CNRP)の元活動家を逮捕した。
31日、警察庁広報担当のChhay Kim Khoeun氏は、裁判所の令状に従ってMay Hong Srieng容疑者を逮捕したと述べた。
「裁判所の逮捕状に基づいてMay Hong Srieng容疑者を逮捕した。同容疑者は取り調べを受けており、その後法廷に移送される予定だ」と同氏は述べた。
Kim Khoeun氏によると、Hong Srieng容疑者は昨年Facebook上にカンボジア政府指導者たちを侮辱する内容を投稿し、タイに逃亡していたという。
反サイバー犯罪局のSom Sinin副部長は、30日夜にHong Srieng容疑者がプノンペン警察に逮捕されたことは知っているが、事件の詳細については知らないと述べた。
Som Sinin副部長は、同事件の詳細について部長のChea Pov氏に質問するよう言及した。
31日、Chea Pov氏からのコメントは得ることができなかったが、地元メディアに対して、30日午後、元野党党員と会うためタイからカンボジアに帰国したHong Srieng容疑者はプノンペンの2004番ストリートで逮捕されたと伝えた。
元CNRPの議員であるOu Chanrath氏は、Hong Srieng容疑者が何を投稿したのか、またそれが政府指導者にどのような影響を及ぼしたのか分からないと述べた。
「双方に対して侮辱的な言葉を投稿する人々を指示しない」と同氏は語った。
Chanrath氏は、罪が小さい場合、政府はHong Srieng容疑者を教育し釈放すべきだと述べた。
「表現の自由に影響を与える可能性があるため、Facebookユーザーに対して厳しい措置を講じないことを政府に訴える」と同氏は述べた。
30日、海外に拠点を置く元CNRPメンバーからの声明では、Hong Srieng容疑者の逮捕は政治的動機であり、人権とカンボジア憲法に違反したためだと述べた。
「2019年だけで、May Hong Sreng容疑者を含め14人の政治活動家が逮捕された」と同声明で述べた。
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