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<Sar Kheng内務大臣によるとカンボジアは繁栄しているという(KT/Chor Sokuntheaより)>
15日、Sar Kheng内務大臣は野党元党首のサム・レンシー氏はカンボジアの発展に貢献していないと述べた。
レンシー氏はカンボジア国民に対し、民主主義や人権保護を目指す自身の活動を支援するように呼びかけ、政府の活動を邪魔していると批判されている。また、同氏はカンボジアの貿易方針であるEBA(武器以外のすべての製品の輸入関税を無税)を廃止するよう主張しているという。
Kheng内務大臣はPrey Veng州で行われた寺院の落成式で今回の演説した。
内務大臣は、レンシー氏が国家や民主主義を主張しているが、それを実現するための活動は行っていないと主張した。
内務大臣は「一部の人は国家を愛していると主張するが、行動は何も起こしていない。誰が何を言おうと批判はしないが、レンシー氏は実際には何もカンボジアに貢献していない。カンボジアは戦争もなく、平和で安定した国だ。軍人、公務員、国家警察、王国軍、王、首相、政府があり、法律で認められていない軍隊は保持していない」と述べた。
同内務大臣は、カンボジア救国党(CNRP)の支援者やカンボジア内の民主主義の復活や人権保護を訴える国際団体を批判した。
同内務大臣は「カンボジアの民主主義は改善されており、日々前進している。強固で本物の民主主義を実現しており、国内は平和で安定している」は続けた。
同内務大臣は先週、EU代表団がカンボジアを訪れ、民主主義と人権保護が改善されていると述べられたEC(欧州委員会)が発行した文書を支持した。
2月、ECはカンボジアがEBAの貿易方針を廃止すべきかどうかを分析するために6ヶ月間にも及ぶ監視を行った。先週行われた訪問も監視の一環だ。
文書によると、ECは政府に対し「現状から懸念事項の改善が見られる」と述べ、カンボジアがEBAの貿易方針を維持し続けていると主張した。
文書によると、EBA違反や参政権侵害の可能性、表現の自由、結社の自由、団結権や団体交渉権、土地分割による家族の崩壊などの問題も含まれていたという。
政府は、解散命令を受けたCNRP元党員が政治活動を再開できるよう政党法を改定することで、政治的、市民社会的な改善を繰り返してきた。
16日、CNRP元党員のOu Chanrath氏は、内務大臣にある程度賛同することを明らかにした。
同氏は「Kheng内務大臣は間違えていない。レンシー氏は国家の仲介を行おうとしたが、達成していない」と述べた。
出典:KHMER TIMES
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