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5月、最高裁から解散命令を受けたCNRPの元支援者26人が、麺屋でCNRP元党首のサム・レンシー氏を支持する活動をしたとして、最高裁の決定に反していないかバッタンバン州裁判所から事情聴取を受けた。
これを受け、CNRP元党首らが支援者に対し、最高裁判所によって解散命令を出されたCNRPの連帯を示すために麺屋に行くよう促したという。
フンセン首相はCPP党員に対し、「Solidarity Noodle Party」と呼ばれる集会を開き、一緒に麺を食べるため、CPPとCNRPの支持者を招待すべきだと話した。
フンセン首相は「CNRPは、麺を食べる人々が彼らの支援者であると主張した。麺を食べることが政治的に働くのならば、国民の団結のために麺を食べる党を作るべきだ」と述べた。
また「カンボジア国民は6月9日に一緒に麺を食べてもらいたい。CNRP支持者が麺を食べていなかったら、国家団結のため参加するように頼んでほしい」と続けた。
弁護人を務めたSam Sokong氏によると、先月、CNRP元党員35人がバッタンバン州裁判所に召喚されたという。
そのうち26人が反逆罪に直面しているサム・レンシー氏を党首として支持したとして、尋問を受けたと同弁護士は明らかにした。
Sokong弁護士は「CNRP元支援者は集まって麺を食べただけで、最高裁の解散命令に違反していると批判された。ばかげている。」と続けた。
同弁護士は、フンセン首相が「Solidarity Noodle Party」を発表したことを受け、バッタンバン州裁判所に訴訟を取り下げるよう求める要求を提出する予定だと述べた。
尋問を受けた26人のうちの1人でCNRP元コミューン代表であるSin Rozeth氏は、CNRPが解散した1ヶ月後にバッタンバンに麺屋をオープンした。
3日、Rozeth氏はCNRP元党員が裁判所に召喚されて以来、一般市民がRozeth氏の麺屋で食事するのを恐れていると述べた。
同氏は「これまで1日あたり最高500ドル(約5万5000円)を売り上げていたが、現在は1日あたり5ドルの売上しかない。人々がカンボジアの麺料理への認識を変えることを願っている」と続けた。
また、同氏は「麺料理はカンボジアを象徴する食べ物であり、政治とは関係がない」と付け加えた。
出展:KHMER TIMES
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