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<2025年までにスマートシティを目指しているホーチミン1区(写真提供:Wikimedia Commons)>
カンボジアとベトナムはスマートシティ計画をにおいて協力することに合意した。
カンボジア報道機関のAgence Kampuchea Presseは、スマートシティ計画はプノンペン市議会のPa Socheatevong議長とホーチミン市党委員会副書紀のNguyen Thi Le氏が議論されたトピックのうち主要なトピックの1つであったと報じた。
報道ではベトナムの商業都市ホーチミンとカンボジアの首都プノンペンの協力体制について言及されている。
Socheatevong議長は、プノンペンは素晴らしい発展を遂げた一方で、交通渋滞や廃棄物管理などの課題に直面していると述べたという。
ホーチミンはベトナムで最も重要な商業都市として発展しており、これまでに現在のプノンペンと同様の課題を経験してきている。
両都市は、スマートシティ開発における協力がこれらの問題を解決するのに重要であるという点において合意した。
「スマートシティ」は、都市部での生活をより便利かつ効率的にするためテクノロジーとデータを用いた持続可能な開発モデルだ。交通渋滞、汚染、犯罪率の高さなど、都市が直面する多くの問題を解決することが目標とされている。
報道では協力内容の詳細について言及されていないが、両国がアイデア、経験、および技術の交換により恩恵が得られると述べた。
日本主導で進められている、東南アジア全域に技術的に進んだ都市創設を目的としたASEANスマートシティネットワーク(ASCN)によって、カンボジアではプノンペン、シェムリアップとバッタンバンでスマートシティを目指す計画への期待が高まっている。
最近開催された会議にて、専門家はプノンペンがスマートシティへと発展する時が来たと語った。
ベトナムではホーチミンを筆頭にスマートシティ創設への意欲が高まっている。
3月、ホーチミンはベトナム国内初となるスマートシティとなる計画を打ち出した。ハノイ、ダナン、そしてバクニンとビンズオンの各州はそれぞれ独自のスマートシティ開発計画を進めている。
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