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<多くの通信事業者が年内に5Gサービスを開始することが予想されている(写真提供:Khmer Times)>
今年上半期の携帯電話とインターネット利用者数は安定的に増加し、現在ではカンボジア国内のSIMカード利用者数は国の人口を上回っているという。
26日のクメールタイムズ紙が公開した統計によると、カンボジア電気通信規制機関(TRC)発表の統計情報では、今年上半期、SIMカード登録者数は9.4%増加し2080万人に達したという。
モバイルインターネットと定額制インターネットを含むインターネット総利用者数はカンボジアの人口の98.5%に相当する1580万人に達した。
25日、TRC広報担当のIm Vuth氏はクメールタイムズ紙の取材に対し、SIMカード市場は飽和状態にあり、SIMカードの利用者数はカンボジアの人口を上回ったと語った。
一方で、インターネット加入者数は今後も増加する余地があると同氏は述べた。
「携帯電話の普及により、ネット利用者は徐々に増加している」と同氏は語った。
TRCによるとカンボジアにはCellcard社、 Smart Axiata社, Metfone社, Seatel社, Cootel社やqb社といった6つの通信事業者が存在しているという。
Vutha氏は同国の通信産業は競争が激化している状況で、消費者に低価格でサービスを提供できているという。
「通信市場には多くの競合が存在することでサービス価格の低下に繋がっているが、サービスの質が改善される必要もある」と同氏は語った。
利用者の90%がMetfone社、Cellcard社またはSmart社のいずれかを占めている。
大手通信企業のSmart Axiata社は、中国のHuaweiの支援を受け5Gネットワークのライブトライアルを実施した。カンボジアでは、年内には5Gサービスの提供を開始する予定だ。
TRCは2月時点で、カンボジアにはFacebookユーザー数が700万人いるとしている。
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